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湊 和生; 飛田 勉; 福田 幸朔; 井川 勝市
JAERI-M 9339, 15 Pages, 1981/02
ガス・スイープキャプセルである75F-5Aキャプセルに封入した燃料コンパクトと同一製造バッチの燃料コンパクト3種類について、被覆粒子破損率、黒鉛マトリックスのウラン汚染率、および被覆粒子最外層のウラン汚染率の検査を行なった。被覆粒子破損率および黒鉛マトリックスのウラン汚染率の検査は、燃料コンパクトの電気化学的解砕-酸浸出法で行ない、その結果、前者は10の桁の値、後者は10の桁の値であった。また、被覆粒子最外層のウラン汚染率の検査は、被覆粒子最外層の化学的酸化-酸浸出法を用いた。その結果、10の桁の値を得た。
小川 徹; 井川 勝市; 岩本 多實
JAERI-M 8072, 11 Pages, 1979/02
HTGR燃料コンパクトは製造時点ですでに、ある割合の破損被覆粒子を含んでいる。この被覆粒子破損率の照射前非破壊検査法として、本研究は塩素洗浄法を検討した。実験では、二種の装置を試作し、裸核を有する模擬燃料コンパクトに塩素洗浄を施した。その結果、石英反応管を用いた静止法では、裸核ウランの100%抽出は達成されたが、塩素がコンパクト中に除去されない形で残った。一方、反応管材質にグラッシーカーボンを用いた流通法で処理した場合には、コンパクト中の塩素は容易に除去することができた。前者の方法でコンパクト中に塩素が残留する原因は究明されなかったが、石英と塩素との反応によりコンパクト上に輸送されたケイ素が一因を担っていると考えられる。ニ法をくらべると、より簡便な前者の方法が照射後試験に、塩素を十分に除去しうる後者の方法が照射前検査に有効であると考えられる。
岩本 多實; 福田 幸朔; 鹿志村 悟; 菊地 章
JAERI-M 6717, 33 Pages, 1976/09
46年度試作国産燃料粒子の照射試験がJMTR反射体領域にあるJ-12孔を使って、71F-7Aキャプセルで実施された。この照射目的は同燃料粒子の照射安定性を調べることである。照射はJMTR17~18サイクル(1972年10月2日~同年12月14日)にわたって、43日間の実効照射時間でおこなわれた。照射温度は1180~1040C、燃焼度は2.02~1.78%FIMA、高速中性子束は最高で110n/cm(E0.18MeV)であった。照射後、試料粒子の外観、金相、X線ラジオグラフィおよびFP挙動が調べられた。これらの試験から、照射粒子の破損率が1%~0.3%あったこと、UO核と被覆層の反応はみられなかったこと、破損しなかった粒子の破覆層には照射による劣化が見られなかったこと、破損しなかった粒子中のFPはよく保持されていたことなどがわかった。
岩本 多實; 福田 幸朔; 鹿志村 悟; 菊地 章
JAERI-M 6480, 32 Pages, 1976/03
多目的高温ガス炉被覆燃料粒子の照射試験のために、70F-4AキャプセルがJMTR反射体領域孔(H-12孔)で、照射され、東海H.L.で照射試験が行われた。照射された被覆燃料粒子は45年度に試作したUC核TRISO-Iおよび-II型粒子である。照射は第16サイクルで、1サイクルのみで行なわれた。その照射条件は照射温度1000~1300C、最高燃焼度1.84%FIMAでる。照射後、粒子試料に対して外観、金相、X線ラジオグラフィー、酸浸出などの検査および放出FPガス測定などが行われた。燃料核が露出するような大きな破損はどの試料にもみられなかったが、最外PyCが層が破損したものが2種類の試料にみられた。さらに燃料核ウランの被覆層内への移行、燃料核移動・(アメ-バ効果)およびSiC層の劣化などが観察された。